「ビルマネジメントって、何をする仕事なの?」
「どんなところに、おもしろさややりがいを感じるの?」
今回は若手社員4名に、仕事との向き合い方や醍醐味、
今後の目標などについて語り合ってもらいました。
※社員の所属部署・担当・インタビュー内容は取材時のものです。
↓写真左から
- Y.A
- 沿線営業部所属
営業担当
国際商経学部 卒
2024年入社
京都郊外で生まれ育つが、地元の衰退ぶりを目の当たりにし、地元に限らず地域に貢献する仕事をしたいという思いを抱く。また学習指導のボランティアを通じ、各自に合わせた対応で信頼関係を築く重要性を学んだ。所属する沿線営業部では、阪急神戸線沿線の施設を担当している。
- K.N
- SC第一(梅田)営業部所属
営業担当
社会学部 卒
2024年入社
生まれ育った関西で働きたい、人々の生活にかかせない商業施設に関わりたいと思い、入社を決める。現在は「阪急三番街」と「阪急32番街」の2施設で営業を担当。風通しがよく、公私ともに相談に乗ってくれる上司や先輩が多いことが魅力だと語る。
- K.Y
- PM開発営業部所属
販売促進担当
環境人間学部 卒
2024年入社
高校では地域と連携して課題解決する活動に取り組み、大学では地域の子ども向けにイベントを企画する学生団体にも所属していた。地域密着型の沿線施設と大都市の施設の両方を扱う点に惹かれ、入社を決意。現在は大阪市内の商業施設で販売促進業務に携わっている。
- N.S
- SC第三(西宮)営業部所属
営業担当
経営学部 卒
2024年入社
大学では地域観光マネジメントゼミに所属し、地域おこしや商店街の活性化について研究。また旅行好きで、在学中に47都道府県制覇を果たした。長く地域に根ざした活動ができる不動産管理事業に興味を持つ。現在は「阪急西宮ガーデンズ」でテナントリレーションを行っている。
テナントに寄り添い、
あらゆる課題を解決する。
私以外の3人は営業担当ですけど、自身の仕事とどんなふうに向き合っていますか?
僕が担当するのは、「阪急西宮ガーデンズ」に入居するファッション雑貨店を対象にしたテナントリレーションです。普段からコミュニケーションを密にし、施設内のほかの店舗の事例も共有しながら、テナント様のお困りごとの解決に努めています。また、視野を広げるために、他の担当者の業務にも積極的に関わるようにしていますね。
私は「阪急三番街」と「阪急32番街」の2施設で、主に飲食店を担当しています。テナント様の誘致や出退店時の契約手続き、工事の打ち合わせ、売上管理、従業員の方向けの研修の企画・運営など、業務は多岐にわたります。若手でまだまだ至らない部分はありますが、場の雰囲気を和ませるのは得意かなと、自分では思っています。
K.Nさんはもともと明るい性格ですもんね。
僕の場合は特定の施設ではなく、鉄道高架下にある飲食店や倉庫など、阪急神戸線沿線のさまざまな施設を担当しています。一見うまくいっているように見えても、テナント様は大なり小なりなんらかの課題を抱えているものです。僕は地域に貢献したいという思いが人一倍強く、エリアマネジメントの思想に基づき、地域ニーズとの調和を考えながら業務を進めています。
同じ営業担当でも、いろんなスタイルがあるんですね。私は販売促進担当として、施設の集客イベントの企画や、館内に掲示するバーゲンポスターなど告知物の制作、SNSを用いた施設情報の発信を行っています。テナント様と連携する営業担当とは違い、テナント様と施設を利用する人たちをつなぐのが役割です。
特にSNS集客では、僕らのような若い感性を活かした提案が求められるんじゃないですか?
確かにその側面はあります。ただ、上司や先輩たちは最新トレンドやツールの活用術に精通していて、私が刺激を受ける機会のほうが多いかもしれません。
どの部署もそうですけど、仕事のことも、流行のことも、プライベートのことも、質問すればなんでも的確にアドバイスしてくれる、やさしくて頼りがいのある先輩に恵まれていますよね。
集客や売上アップのために、
継続的に貢献していく。
入社して間もない頃は何がわからないかがわからない状態で、苦労も多かったです。それでも、一つひとつの業務を点ではなく線、さらには面でとらえるようになってからは、不安や悩みが解消され、次第にできることが増えていきました。皆さんは、どんなときに成長を感じますか?
私がやっている販売促進の仕事は、小さな決断の積み重ねです。ポスターひとつをつくるにしても、構成、配色、文章など、細かい部分まで決めなければならず、しかも正解はありません。それでも最近ようやく、自分の中で判断基準を持てるようになってきたかなと思います。
できなかったことができるようになると、素直にうれしいですよね。
はい。加えて、自分が企画・制作に携わったものが実際にイベントや媒体物として形になるというのは、大きなやりがいです。
僕にとって印象深いのは、空室を活用した音楽イベントです。消防法にかかわる申請や暑さ対策、近隣テナントの協力など、初めての試みでたいへんでしたが、すべてクリアし、なんとか開催にこぎつけました。認知度が低く集客に課題のあった施設がにぎわっている様子を見て、達成感を覚えましたね。
Y.Aさんのエピソードに近いですが、私も担当する飲食店の新規オープン時に、感極まって涙が出ました。初めてのメイン担当で、かなりのプレッシャーを感じていました。確認作業に必要以上の時間を要し、厳しいご意見をいただくことも…。それでも当日、行列ができるなかシャッターが上がった瞬間、すべてが報われた気がしましたね。
僕らの仕事の醍醐味が詰まっている気がします。
もちろんそれは終わりではなく始まりで、集客や売上アップのために、継続的にテナント様に貢献していくことが重要なんですけど…。
今、どんなお店の、どんな商品・サービスが流行っているのか、常時アンテナを張っておく必要がありますよね。そういった情報を最前線でキャッチすることにも、おもしろさを感じる日々です。
若手社員が率先し、
会社に活力を創造しよう。
今後の目標や夢、挑戦したいことはなんですか?
僕は入社以来、地域住民に愛され、生活に密着した施設づくりを行う、という思いを持ち続けています。担当する「阪急西宮ガーデンズ」は開業20周年のリニューアルに向けて、少しずつ動き始めていますが、周辺地域の方々に誇りを感じてもらえるような施設にしたいですね。そして個人的には、社内外問わず多方面から頼りにされる存在になることを目指しています。
私も担当物件への思い入れは強いです。「阪急三番街」も「阪急32番街」も歴史が長く、いつ訪れても活気を帯びていますが、それでも時代のニーズに合わせた新しい価値を生み出していく必要があると感じています。数ある商業施設の中から、やっぱりここに行きたい、と選んでもらえるようにしたいですし、担当する物件を満床にするのが私の使命だと考えています。
大阪・梅田を中心に最新トレンドを発信するだけでなく、地域に寄り添った安心で快適な空間づくりを大切にしている点に惹かれ、私は阪急阪神ビルマネジメントに入社しました。現在は大阪市内にある外部オーナー様の物件で販促業務に携わっていますが、今後は地域密着型の施設で、地域のニーズに合わせたテナントをリーシングしたり、地域の皆さんに楽しんでもらえるイベントを企画したりと、違った種類の仕事にもチャレンジしたいです。
Y.Aさんも地域貢献をキーワードに企業選びをしていましたよね?
はい、そうです。地域の課題解決やニーズに応える仕事がしたい、というのが僕の就職活動の軸でした。その思いは今も変わらず、イベントの企画や施設のリニューアルを通じ、街を活性化させるのが目標です。また、関西圏において豊富な実績と知見を持つ阪急阪神ビルマネジメントではありますが、将来的には東京をはじめ他エリアでも積極的に事業展開していくことが予想されます。いろんな地域を、より魅力的なものに変えていきたいですね。
私たち若手が積極的に意見を出していくことで、これまでにない斬新なアイデアも生まれると思います。それが会社の成長にもつながるよう、どんどん発信していきましょう!